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徳島県中体連会長に就任した 松田雄史(まつだゆうじ)さん   2017/5/13 09:37
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徳島県中体連会長に就任した 松田雄史(まつだゆうじ)さん 20年ほど前、事務局長と理事長を務めた徳島県中体連にトップとして戻った。この間、生徒数の減少は進み、指導者不足も深刻化している。「難しい問題が山積みだが、子どもたちが安心してスポーツに打ち込める環境をつくっていきたい」と抱負を語る。

 まず進めようとしているのは、部活動の安全管理のマニュアルづくりだ。教員が未経験の競技を教えるケースが増えているため、基本事項を列挙する。「技術面よりも熱中症対策や雷雨時の対応など、生徒の安全確保が優先されるべきだと考えている」。中体連で全国中学総体など多くの大会を運営した経験から、安全管理への思いは強い。

 4月に校長として赴任した阿南一中では通算15年目。専門は保健体育で、教諭時代は授業の最初に持久走や壁倒立を生徒に課した。「タイムが縮まり、できなかったことができるようになる喜びが自信につながる」と理由を語る。

 部活動は女子バレーボール部を担当。子どもたちを勝たせたいと必死で、ほとんど休みなしに指導した。「私は大変だと思ったことはないが、家族は苦痛だっただろう」と笑う。授業と部活動による教員の長時間労働が社会問題となる中、現在の中学校の部活動では週1日は休みを取るようになっている。「(練習と休みの)メリハリが大事」と反省を込めて話す。

 毎朝5時から1時間ほど学校周辺をジョギングするのが日課だが、今は多忙のために控えている。58歳。阿南市長生町。