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徳島県小学校長会長になった 伊達良史(だてよしひと)さん   2017/5/24 10:16
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徳島県小学校長会長になった 伊達良史(だてよしひと)さん 徳島県内の小学校長171人のまとめ役を任された。児童の学力や体力向上、2020年度から実施される次期学習指導要領への対応など課題は山積みで、「校長間の情報共有を密にし、現場の声を県教委に届けたい」と抱負を語る。
 
 18年度には次期指導要領で教科化される英語の先行実施が始まり、道徳が特別な教科に格上げされる。各校は3~6年で週1時間増える英語の授業時間確保と教員の指導力向上、道徳の成績評価などの在り方を模索しており「校長会でも意見交換してしっかり準備する」と話す。
 
 新たな教科が増える一方で、深刻なのが教員の多忙化。「業務効率化などの対策を協議して県教委に提案する」と改革に意欲を見せ、校長を務める福島小(徳島市)では5月から毎週木曜をノー残業デーにして午後7時までの帰宅を促している。
 
 海陽町宍喰生まれ。教員生活は31年目を迎えた。これまで地元海部郡のほか、徳島市や板野、三好両郡など県内全域で勤務。各地で築いた人脈は今も生きており「気軽に意見を寄せてもらいやすいのでは」。
 
 中学時代に吉田拓郎さんに憧れてギターを始め、大阪の大学ではアメリカ民謡研究部でウッドベースを担当。パブレストランで演奏のアルバイトもした。「曲に気持ちを乗せて演奏できた時は最高の気分」。音楽の魅力を語る口調は熱い。
 
 学生時代、こつこつ貯金して買ったギターとベースを今も愛用し、今春の6年生を送る会では教職員と人気デュオ「ゆず」の曲を演奏して喝采を浴びた。「楽しそうな先生の姿を見て子どもたちが音楽に興味を持ってくれたら」と期待を込めた。
 
 徳島市大谷町新堤の自宅で妻と2人暮らし。59歳。