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海上自衛隊徳島教育航空群司令に着任した福島博(ふくしまひろし)さん   2017/9/7 10:01
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海上自衛隊徳島教育航空群司令に着任した福島博(ふくしまひろし)さん 海上自衛隊徳島教育航空群(松茂町住吉)での勤務は27年ぶり。前回は、計器飛行の知識や技能を学ぶ訓練生で「厳しい訓練に明け暮れ、毎日が大変だったという思い出しかない」と笑う。
 
 今回は育成する側のトップに立つ。訓練生を含む約400人の隊員に「変革」を意識付ける。任務を完遂するために、現状でいいのか、改善の余地はないのか、と考え続けることが必要だと言う。
 
 東京都三鷹市出身。中学生の頃、近くの調布飛行場で小型プロペラ機に乗せてもらう機会があり、大空に憧れた。国防への関心もあり、防衛大を経て海上自衛隊入り。P3C哨戒機のパイロットとして第3航空隊(神奈川県綾瀬市)、第5航空隊(那覇市)などで勤務してきた。
 
 2009年には、アフリカ東部ソマリア沖の海賊対策のため編成された航空隊の初代指揮官を務めた。半年間、現地に赴任し「海外派遣としては初となる陸自との統合部隊で試行錯誤することも多く、どうすれば任務を完遂できるか常に考えていた」と振り返る。
 
 座右の銘は「獅子窟中(ししくっちゅう)に異獣(いじゅう)なし」。優秀な人の周りには、同じように優秀な人が集まるという意味で、「一流」を目指して一人一人が切磋琢磨(せっさたくま)することを求める。
 
 前回満喫できなかった徳島での生活については「鳴門の渦潮にもまれたタイを釣ってみたい」。東京都世田谷区の自宅に妻と2男1女を残して単身赴任。53歳。