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徳島県出身者・遠くでトーク
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毎週月曜日掲載
一樂直子さん(介護施設運営会社「ナオ」社長)   2012/2/6 10:24
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一樂直子さん(介護施設運営会社「ナオ」社長) 愛知県瀬戸市で、認知症のお年寄りを対象にしたグループホーム、小規模多機能型居宅介護施設のほか、施設利用者や家族をケアするカフェを運営している。

 「お年寄りや家族の笑顔を取り戻せるように、介護のお手伝いをしています。人と人が生き生きと交流する姿を見つめるのが好きだし、生きがいでもあります」と話す。

 結婚を機に愛知県に移住。1978年から10年間、名古屋市名東区で託児所を経営した。その後、夢として持ち続けていた「お年寄りの生き方にかかわる仕事がしたい」と、2000年に瀬戸市で認知症の通所介護事業を始めた。

 なじみのある環境で過ごしてもらうために民家を借り、通所介護施設を開設。02年に「自宅では外出が制限されるお年寄りに、普通の生活をさせてあげたい」と、グループホームを立ち上げた。少人数による家族的で自由な暮らしや、仲間と楽しく助け合える笑いのある場を目指す。

 通所介護施設は現在、小規模多機能型居宅介護施設として運営。また、09年には同市内の空き店舗を改装し、コーヒー代を払えば、お年寄りや家族が一日中、団らんできるカフェをオープンした。

 お年寄りを励ますため、カフェのある商店街で2年前から阿波踊りを企画。徳島県名古屋事務所を通じて中部徳島県人会の会員らでつくる「鯱(しゃち)ほこ連」に依頼し、2年続けて実現させるなど精力的に活動している。この企画は好評で、今年も商店街などによって引き継がれる予定だ。

 実家のある阿南市でも不動産会社を経営しているため、月に2~3回は徳島に帰る。「古里は自分自身が心から安心できる場所。ゆくゆくは徳島で住みたいと思っているが、まだまだ介護の仕事を続けたいので、自分のできる範囲で一生懸命取り組みたい」。

 いちらく・なおこ 阿南市宝田町出身。徳島文理大学卒。2003年、ナオ設立。グループホーム、小規模多機能型居宅介護施設、カフェの3施設を運営。愛知県瀬戸市在住。63歳。

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