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震災被災者をうどんで激励 美馬のボランティア「虹の会」   2010/1/15 10:49
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震災被災者をうどんで激励 美馬のボランティア「虹の会」 阪神大震災15年を翌日に控えた16日、美馬市のボランティアグループ・虹の会が被災地の神戸市長田区を訪問し、地域住民にうどん500食分を振る舞う。いずれも山田洋次監督作品のロケ地となった縁で交流しており、会の訪問は9年ぶり3回目。会は「心のダメージと闘い続けている人を、交流することで励ませれば」と話している。

 虹の会は、美馬市脇町などで1996年に撮影された映画「虹をつかむ男」のボランティアスタッフらで構成。長田区でパンを製造、販売する障害者作業所「くららべーかりー」と97年から交流している。べーかりーは、山田監督の「男はつらいよ」シリーズ最終作に登場する被災地のパン屋のモデル。

 被災者を励まそうと、会では98年と2001年に現地でもちつきを実施。来年は違うものをと、うどんに決めた。市青年連合会のメンバーも含めて約10人が、500食分のうどんのほか、鍋などの道具も持ち込み、同べーかりー前で正午ごろから振る舞う予定。

 訪問するメンバーらは12月20日、美馬市穴吹町の穴吹スポーツセンター前で予行演習をした。うどんや卵など100食分の材料を用意し、市内の子どもや保護者ら約100人にゆでたてを提供。メンバーは、めんのゆで加減や提供の段取りなどを確認した。

 虹の会の原強代表(60)は「久しぶりの訪問なので楽しみ。これからも息の長い交流を続けていきたい」と話している。
【写真説明】神戸訪問に向け予行演習する虹の会の会員ら=美馬市穴吹町の穴吹スポーツセンター