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阿波おどり
熱気、最高潮 阿波踊り3日目   2015/8/15 09:32
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 踊り子たちの熱気が高まるにつれ、うたげは佳境を迎えた。精鋭たちが見せる技と美の極みに、演舞場が息をのむ。街全体が乱舞に包まれ、ぞめきに浮かれた人々は時間を忘れて浸り切った。2015年の徳島市の阿波踊り(市観光協会、徳島新聞社主催)は3日目の14日、29万人(阿波おどり実行委員会調べ)が繰り出した。

 厚い雲が消え、夕焼けが踊り天国の空を染めた。開幕から続いた雨空のうっぷんを晴らすかのように、天水たちは踊る踊る、跳ねる跳ねる。大粒の汗を流しながら躍動し、情熱をたぎらせた。

 古来、踊りは天への祈りでもあった。阪神大震災からの復興を願い、踊り続けてきた神戸の被災者たちは、震災20年の今年も元気な姿を見せた。

 アジア各国の舞踊団も、世界平和を祈りながら力強く踊り込んだ。

 きょう15日は70回目の終戦記念日。不戦の願いを込めた乱舞が街を覆う。