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阿波おどり
阿波踊り体操改良 10周年直前   2015/10/2 14:19
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 阿波踊り体操が発表されて来年1月で10周年となるのに合わせ、考案した徳島大大学開放実践センターの田中俊夫教授(55)=スポーツ社会学=が、これまでにある8編のうち「基本編」と「シニア編」を改良した。体験者の意見を取り入れ、両編を細分化する形で運動量や動きが異なる5種類の体操を新たに作った。来年1月をめどにインターネット上で動画を配信する。
 
 基本編は3種類あり、従来の動きをベースにテンポが違う2種類の初心者向け体操を用意。もう一つは腰を深く落としたり体を回転させたりして負荷をやや高め、脳トレの効果がある指の動きも取り入れている。

 シニア編には、心身をリラックスさせる体操と椅子に座ったまま行う体操の2種類がある。時間はいずれも3分半~4分半ほど。

 公開用動画の撮影は9月下旬、徳島市の同センターなどで行われた。四国大生やインストラクター、県のマスコットキャラクター・すだちくんが、田中教授の指導を受けながら体操を実演した。無料動画サイト「ユーチューブ」で配信する。

 阿波踊り体操は糖尿病などの生活習慣病対策として2006年1月に発表された。高齢者が多い福祉施設や健康イベントなどで活用され、徐々に浸透してきた。県健康増進課では、希望があれば体操を収録したDVDを配布しており、青森や沖縄など県外からも発送依頼があった。

 同センターは、普及を図るため地域リーダーの養成講座を06年から開いており、600人以上が受講した。

 田中教授は「より質の高い体操にした。幅広い年代に浸透し、楽しみながら体を動かす習慣をつけてもらえれば」と期待している。