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消費者庁移転
消費者視点の経営を考える 徳島市で推進シンポ   2017/10/14 14:19
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 消費者庁と徳島県は13日、消費者視点を重視した経営について考える「とくしま消費者志向経営推進キックオフシンポジウム」を徳島市のアスティとくしまで開いた。この経営理念に関心を持つ首都圏の企業などでつくる「消費者関連専門家会議(ACAP)」の会員や県内企業などから126人が出席した。

 基調講演では、福岡徹消費者庁審議官が持続可能な開発目標(SDGs)や社会的責任に関する国際規格ISO26000などの取り組みを紹介し、「企業に対し、よりよい社会づくりへの参画が求められる時代になってきている」と強調。企業の課題として▽顧客窓口担当者の意欲向上▽社会のニーズに対応した商品・サービス提供▽緊急時の広報体制充実-などを挙げた。

 ACAPの佐藤喜次専務理事は講演で「消費者が胸の内にとどめてしまい、潜在している苦情の収集が企業の課題だ」と指摘し、客の不満を商品やサービスの改善につなげるよう求めた。

 シンポジウムでは、県内の経済団体や県など9団体が「とくしま消費者志向経営推進組織」の設立を宣言。セミナーの開催などを通して消費者志向経営の理念を根付かせていくことを確認した。