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一枚の写真 ものがたり
穴吹橋 (撮影年不明)   2017/7/14 10:17
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 徳島を代表する河川・吉野川に初めて架けられた本格的な抜水橋は、1927年に開通した三好橋(三好市)だ。その後、28年4月に穴吹橋(美馬市)、同12月に吉野川橋(徳島市)が相次いで完成。53年に阿波中央橋(吉野川市-阿波市)ができるまで、四半世紀にわたってこの3橋が「阿波三大橋」と呼ばれた。

 今回、紹介する写真は、その中の穴吹橋の姿である。撮影年は不明だが、橋を渡るバスの形から60年代後半から70年代初頭と推測できる。

 「あれ、穴吹橋ってこんな形だったっけ」。と思った方は若い世代。この写真は現在の穴吹橋から上流約400メートルの位置にあった先代の穴吹橋で、40代以上にはこちらの橋の記憶が鮮明だろう。

 真っ赤に塗られ「赤い橋」として親しまれたが、老朽化に伴って90年に現在の穴吹橋が完成すると撤去された。ただ、橋の一部は今も穴吹川のほとりにモニュメントとして残されている。
穴吹橋  (撮影年不明)