オランダが公的資金を再投入 金融統合で5800億円 2009/11/21 07:03
【ロンドン共同】オランダ財務省は20日までに、国有化した大手金融フォルティスとABNアムロの両社のオランダ部門を統合して新銀行を設立する際に、総額44億ユーロ(約5800億円)の公的資金を再投入すると発表した。
欧州連合(EU)欧州委員会が統合の条件としている一部事業の売却で、ABNアムロに8〜9億ユーロの損失が発生し、自己資本が大幅に低下する見通しとなったため。同省は「公的資金の投入はこれが最後になる見込み」としている。
公的資金は30億ユーロを現金で投入。残りの14億ユーロは政府融資を株式に転換する形で行う。英紙フィナンシャル・タイムズによると、フォルティスなどの救済に伴うオランダ政府の負担はこれで、国内総生産(GDP)の約4%に当たる240億ユーロに膨らむ。