国の投資機関が初の理事会 金総書記が活動保障 2010/1/20 22:57
【北京共同】北朝鮮の朝鮮中央通信は20日、「朝鮮テプン国際投資グループ」の第1回理事会が同日、平壌市内のホテルで開催され、理事長に朝鮮労働党統一戦線部長も務める金養建朝鮮アジア太平洋平和委員会委員長が選出されたと報じた。
同通信は金正日総書記が国防委員長として「国際投資グループの活動を保障する」との命令を出したと報道。同グループは2006年に設立されていたが、今回、国家主導の投資機関として金総書記自らがてこ入れを図ったものとみられる。
金総書記が経済機関の設立を命令したことが報道されるのは異例。中朝関係筋によると、金総書記は昨年秋、投資誘致や貿易活性化を経済担当者に指示しており、同グループ設立はこの指示を具体化した可能性がある。
また、同グループ設立とともに「国家開発銀行」を設立するとの国防委員会決定も出された。同グループの常任副理事長兼総裁には、中国の朝鮮族が選ばれており、中国を主な誘致対象として、開発銀行とともに投資誘致を進めるとみられる。