釜山火災、日本人死者8人に 入院中の中尾さん死亡 2009/11/22 22:50
【釜山共同】韓国釜山市の室内射撃場火災で大やけどを負い、同市内の病院に入院していた長崎県雲仙市の中尾和信さん(37)が22日午前5時(日本時間同)すぎに死亡した。今回の火災による死者は12人、うち日本人は8人となった。
病院によると、中尾さんは全身の約90%にやけどを負い、意識不明のまま集中治療室(ICU)で治療を受けていた。
中尾さんの遺体は22日夜、釜山発のフェリーで遺族とともに福岡市の博多港に向かった。釜山港で遺族と面会した釜山市の許南植市長は「心からお悔やみ申し上げます。入院している方の治療も最善を尽くしたい」と述べた。
皮膚の移植手術などで安定した状態が続いていたが、同日未明になって容体が急変したという。病院は「心臓の機能が急に弱まり、血圧が低下して死亡した」と説明している。
14日に起きた火災で、中尾さんは当初、安否不明とされていたが、16日になり、重体で入院していることが判明した。
ほかに雲仙市の笠原勝さん(37)ら日本人3人と韓国人1人が重度のやけどで入院している。
【写真説明】 釜山市内の病院から運ばれる中尾和信さんの遺体=22日午後4時25分(共同)