機械受注、7期ぶり増加 10〜12月プラス0・5% 2010/2/10 12:24
内閣府が10日発表した2009年10〜12月期の機械受注統計(季節調整値)は、民間設備投資の先行指標となる「船舶・電力を除く民需」の受注額が前期比0・5%増の2兆810億円と、7四半期(1年9カ月)ぶりにプラスへ転じた。12月単月も前月比20・1%増と過去3番目の高い伸びとなった。
10〜12月期と12月単月が伸びたのは、製造業のうち鉄鋼業や精密機械業からの発注が増えたため。内閣府の津村啓介政務官は「設備投資は底を打った可能性がある」とし、個人消費に次ぐ景気の柱である設備投資に復調の兆しがでてきた。
10〜12月期は7〜9月期に比べ製造業が17・8%増と、過去最大の伸び率を記録し、非製造業(8・4%減)に比べ回復が先行した。12月単月は受注額が7512億円で、前月比で3カ月ぶりに増加。11月が最低の受注額となった反動増が主因だ。
ただ、内閣府は非製造業の動向を見極める必要があるとして、12月の基調判断を「下げ止まりつつあるものの一部に弱い動きがある」とし、据え置いた。
10年1〜3月期の見通しは前期に比べ2・0%増と、2四半期連続のプラスを見込む。