診療所再診料20円下げ決着 690円で病院と一本化 2010/2/10 12:06
2010年度診療報酬改定の焦点となっている診療所(開業医)と病院の再診料をめぐり、厚生労働相の諮問機関、中央社会保険医療協議会(中医協)は10日、再診料を690円で一本化することで決着した。12日にも診療報酬全体の改定案を長妻昭厚労相に答申する。
診療所(病床数0〜19)は現在の710円から20円引き下げ、中小病院(同20〜199)は600円から90円引き上げる内容。患者の窓口負担(原則3割)も診療所で受診する場合は6円安く、病院では27円高くなる。
この日の総会で、有識者ら公益代表の委員が「再診料を690円で一本化する」―との裁定案をまとめ、提示した。
裁定案に対しては、開業医ら診療側委員が最後まで反対。「受け入れるかどうかはコメントしない」と述べ、やむなく受け入れるとの姿勢を強調した。
再診料をめぐっては、健康保険組合など中医協の支払い側委員や厚労省は診療所を下げ、病院を上げて一本化することを主張。診療側委員は「病院を引き上げて実現するべきだ」と強硬に反対していた。