玄海原発、耐震安全は確保 九電の報告妥当と保安院 2009/11/19 20:54
経済産業省原子力安全・保安院は19日、九州電力玄海原発(佐賀県)の安全上重要な建物や機器の耐震安全性が確保されているとした同社の報告を、妥当とした。同日の総合資源エネルギー調査会の作業部会で了承された。今後は原子力安全委員会で審議される。
同原発3号機ではプルトニウム・ウラン混合酸化物(MOX)を一般の原発で使う国内初のプルサーマルを5日に開始、12月の営業運転入りを目指して試運転中。
九電は、2006年に改定された国の耐震指針に基づき、周辺で起こり得る地震を再検討。05年の福岡県西方沖地震や、07年の新潟県中越沖地震で得られたデータを取り入れ、想定される最大の地震の揺れの強さ(加速度)で、耐震設計の基準になる「基準地震動」を370ガルから540ガルに引き上げた。
この地震動を用い、玄海原発3号機の原子炉容器や蒸気発生器などの耐震性を解析した結果、安全性は確保されるとし、国に報告していた。