サンゴの敵、地元で駆除を 徳島のNPOが講習会 2009/11/21 06:40
徳島県牟岐町沖の海底にある巨大なサンゴの群生をオニヒトデの食害から守るため、地元の特定非営利活動法人(NPO法人)が10月から、駆除ボランティアの養成を始めた。
すでに同町などに住む40人以上がボランティアに登録。今月15日にあった駆除講習会には23人が参加し、約240匹のオニヒトデを捕獲した。「カイフネイチャーネットワーク」の浅香新八郎理事長(71)は「地域の関心を高めて地元でサンゴを保全できる態勢をつくりたい」と話す。
水深約18メートルの海底にあるハマサンゴの群生で、高さ約9メートル、外周約30メートルのツリー状。長い年月をかけて形成されたとみられ、「千年サンゴ」と呼ばれる人気のダイビングスポットだ。
ただ最近になって周辺でオニヒトデの食害がたびたび発生。今年3月と6月には地元の団体などが呼び掛けて近畿地方のダイバーなど延べ約80人が集まり、計300匹以上を駆除した。
講習ではベテランダイバーや専門家が、とげに猛毒を持つオニヒトデの生態や個体数の調査方法、駆除法などを伝授する。ダイビングの講習を受けたことがある人なら誰でも参加できる。