英医学誌の論文取り下げ 昭和大病院、データに疑問 2009/11/21 13:07
昭和大藤が丘病院(横浜市青葉区)に所属していた日本人医師が中心となり、英国の著名な医学誌「ランセット」に投稿した論文が、データに疑問があるとして取り下げられていたことが21日、病院への取材で分かった。
病院によると論文は、医師が千葉県の病院に勤務していた際に行った臨床研究を基に、腎臓病患者に2種類の薬を併用する手法が有効とする内容で、2003年に掲載された。掲載後、外部から「内容に不自然な点がある」と指摘があり、医師が投稿時に勤務していた藤が丘病院が調査。
その結果(1)論文で使われたデータが事実か確認できない(2)千葉県の病院の倫理委員会の承認がなかった―などの点が判明した。
調査結果の報告を受け、ランセットは10月に論文を取り下げた。