コウノトリ兵庫から愛知へ 季節外れの渡り198キロ 2009/11/21 21:37
兵庫県立コウノトリの郷公園(豊岡市)は21日、国の特別天然記念物コウノトリ2羽が愛知県江南市曽本町の田んぼで目撃されたと発表した。
大迫義人主任研究員は「季節風に乗り移動したとみられるが、2〜4月の繁殖期に渡りをする成鳥が、この時期にこれだけ動くのはほぼ例がない」と話している。
公園によると、コウノトリはいずれも雄で0歳の幼鳥と4歳の成鳥。衛星利用測位システム(GPS)のデータによると、総移動距離は約198キロという。
田んぼで仲良く寄り添う元気な姿を近くの住民が見つけた。体の染料や足輪から同公園の2羽と確認されたという。
2羽は19日に公園を飛び立った後、翌20日朝、京都府京丹後市丹後町でも目撃されている。
【写真説明】 兵庫県立コウノトリの郷公園を飛び立ち、愛知県江南市の田んぼに現れた2羽のコウノトリ=21日午後1時(住民提供)