自殺防止活動の団体が集会 自立支援シェルターで連携 2009/10/24 18:33
福井県・東尋坊など自殺の多い場所で、自殺を思いとどまらせる活動をしている団体などが24日、東京都内で集まり、再出発を支援するシェルターなどの連携を深めていく方針を確認した。
東尋坊で活動するNPO法人「心に響く文集・編集局」の茂幸雄代表は「自殺しようとする人は、岩場に立っても『死んだらあかん』と声を掛けられるのを待っている」と語り、相談にのることの大切さを訴えた。
東尋坊を訪れ自殺を考えた男性は「リストラされ金もなく、話す相手もなかった。茂さんに悩みを打ち明け心が晴れた」と語った。
自殺を思いとどまった人が再出発をするのに必要なシェルターを提供している名古屋市の人材派遣会社の男性社員は「社宅を提供している。特別視せず構えないで接することが大切」と話した。
今後の活動について、集会の事務局長をした福山なおみ共立女子短大教授は「人と人の支えあいを大切に、自殺防止、自立支援のネットワークを築いていきたい」と述べた。
【写真説明】 自殺のない社会をめざし開かれた集会=24日午後、東京都港区