ビル火災、住人の男性死亡 広島、女性2人が重体 2009/11/24 00:30
23日午前4時半ごろ、広島市西区西観音町の4階建て「坂井ビル」から出火、2階部分の約100平方メートルを焼失した。2階に住むこのビルのオーナーで会社役員の坂井幹明さん(72)が死亡、女性4人が病院に運ばれ、うち3階に住む30代、50代の2人が煙を吸い込むなどし意識不明の重体。坂井さんの長女と4階に住む30代の女性も軽傷を負った。
広島中央署によると、出火当時、2階には坂井さんと妻(68)、長女がおり、妻は出火後すぐに助けを呼びに出た。同署は入院した長女の回復を待って当時の詳しい状況を聴く。
同署によると、ビルは1階が喫茶店、2〜4階がマンションで、計5世帯が居住。広島市消防局によると、近所の男性が119番し、火は約2時間後に消し止められた。
近所に住む男性(67)は「坂井さんの妻が『火事だ。119番に通報してほしい。お父さんと娘が残っている』と助けを求めた。消火器を持って玄関まで行ったが火の勢いがすごくて手に負えなかった」と話している。隣の民家の屋根に避難したり、はしご車で3階から救助された住人もいたという。
【写真説明】 火災があった広島市西区の4階建てビル=23日午前10時40分