年末年始を徳島県内で過ごした帰省客のUターンラッシュが3日、ピークを迎えた。徳島駅前の高速バス乗り場などは土産物や大きな荷物を抱えた家族連れらで混み合った。4日も混雑は続く見込み。
高速バスは、京阪神方面行きが早朝の便を除いて満席となり、臨時便も出た。中国方面と東京方面行きは全便がほぼ満席となった。徳島市の実家に夫婦で帰省していた遠藤翔太さん(33)=奈良県斑鳩町、会社員=は「のんびり過ごして心身共にリフレッシュできた」と話した。
高速バス各社によると、4日は京阪神方面と中国方面行きの一部の便に空席があるものの、東京方面行きは全便が予約で埋まっている。
徳島空港発の3日の東京行きは、日本航空の始発便以外は、日本航空、全日空ともに終日満席となった。4日も日本航空の一部の便を除き予約で埋まっている。
徳島と和歌山を結ぶ南海フェリーは、3日午後1時25分発から午後6時55分発までの3便が満車となった。
高速道路は、高松自動車道の上りが大坂トンネル付近で一時渋滞した。