徳島市の藍場浜公園を主会場に16日開幕した徳島の春の祭典「はな・はる・フェスタ2016」(実行委、徳島新聞社など主催)は、午後からも大勢の人が訪れた。昨年好評だった夜間の「はな・はる・ナイト」も開かれ、初日は約12万人が阿波踊りなど徳島の魅力を満喫した。17日まで。
藍場浜公園の桟敷では恒例の「春らんまん阿波おどり」があった。県阿波踊り協会と阿波おどり振興協会の有名連が次々と踊り込み、熱気あふれる乱舞で観衆を魅了した。
人気の徳島ラーメン博覧会は終日にぎわい、完売する店が相次いだ。藍住町徳命の会社員佐藤忠幸さん(27)は「食べ比べが楽しく、3杯も食べた」と満足そうに話した。
メインステージであった「フレッシュダンス・コンテスト」は、そろいの衣装に身を包んだ県内外の27チームが出場。軽快な音楽に合わせて高度な技を繰り出すと、観客から大きな拍手が起こった。
しんまちボードウオーク一帯ではファッションショーがあり、春の華やかさを演出。夜の「はな・はる・ナイト」は音楽ライブなどで盛り上がった。
17日はエフエム徳島スペシャルライブや阿波踊りなどがある。