公認先達の案内で歩き遍路を体験する参加者=吉野川市飯尾

 四国八十八ケ所霊場会から認定された関西などの「公認先達」による「歩き遍路入門講座」が、14日から県内で行われている。大阪や兵庫、奈良など8府県から12人が参加しており、4日間かけて鳴門市の四国霊場1番札所・霊山寺から徳島市の16番・観音寺までを巡る。

 大阪府東大阪市の松原江秀さん(47)ら公認先達4人が案内。15日は、上板町の6番・安楽寺から吉野川市の11番・藤井寺までの計22キロを8時間半かけて歩いた。藤井寺では全員でお経を唱えて道中の無事に感謝した。

 初めて歩き遍路に挑戦している大阪府茨木市の無職山神喜尚さん(72)は「遍路に関する知識を教わることができ、お接待も体験できた。ゆくゆくは一人で巡るのが目標なのでしっかりと身に付けたい」と話した。

 「公認先達・歩き遍路の会」が、歩き遍路を通して遍路の歴史や文化を知ってもらおうと2005年から毎年開いている。