虐待などに苦しむ少女や若い女性を助ける全国組織「若草プロジェクト」(事務局・東京)が発足した。徳島市出身の作家で僧侶の瀬戸内寂聴さん(93)らが呼び掛け人になり、女性の悩みを受け付ける窓口を設けて支援するのが目的。賛助会員を募っている。

 プロジェクトは虐待のほか、貧困、薬物依存など多様な女性問題に対応する各種組織をネットワーク化し、支援を円滑に行う。24、25両日の京都・寂庵を皮切りに、定期的に研修会を開催。10月をめどにワンストップ型の相談窓口を設ける。

 瀬戸内さんと前厚生労働事務次官の村木厚子さんが呼び掛け人代表に就任。元法務相の千葉景子さん、映画監督の山田洋次さんら9人が呼び掛け人となり、情報発信する。

 瀬戸内さんは「女性の孤独な悩みに手を差し伸べ、ともに分け持ってくれる人間が必要。同志者の集まりをつくる試みを手伝わせてもらいたい」とのコメントを出した。賛助会員の年会費は一口1万円。問い合わせは北千住パブリック法律事務所<電03(5284)2101>。