徳島ヴォルティスは15日、ホームの鳴門ポカリスエットスタジアムでFC岐阜と対戦し、2-1で勝利した。試合終了間際に劇的ゴールを決めて、今季初の4連勝、ホームでは8連勝とした。リカルド・ロドリゲス監督の試合後会見は次の通り。
ー試合の総括を。
今回の試合は予想していた通りに難しい試合でした。彼ら(岐阜)からボールを奪うことはほんとに難しいことで、彼らのポゼッション能力から絶対に簡単な試合にはならないと選手たちを送り出していきました。
最初に1点を取ることができて、そこでアドバンテージを得ることができたんですが、2点目をなかなか取ることができなかった。
後半も2点目のチャンスはあったんですけど、そこを取りきれずに進んでいった。途中から岐阜がうまく僕たちを引きずり出すような、誘い出して途中から入った風間選手らがうまくスペースを空けて入っていくというふうにやったので、試合中に少しやり方を変えました。
難波選手が入ったことでクロスからの得点のチャンスも出てきて、最終的にはCKから失点してしまいました。
最後の形は、魂のこもった、最後の最後まで戦った結果がつながったと思います。最近の試合ではいいゲームではなかったとは思いますが、最後の最後に勝つことができました。
ーボールを保持していないときの2トップにはどんな役割を与えていた?
まず最初に4枚の守備に対しての行き方を説明したんですけど、実際に今日の試合で起こったことの話だけをするなら、岐阜が3枚で後ろを回してたので、そこに2枚一緒になって追っていって、逆サイドに展開されたらうちのインサイドハーフが飛び出していく、と伝えていました。
ー前川大河選手とウタカ選手を下げて、シシーニョ選手と杉本太郎選手を入れた意図は?
ボールを保持して攻撃の時間を長くすること。岐阜は、途中から選手が替わってピンチもあったので、そこでボールを失わないようにすること、ボールを持つ時間を長くし、その中で2点目を取りに行くためです。