日和佐うみがめ博物館カレッタに展示されている白いナマコ=美波町日和佐浦

 美波町日和佐浦の日和佐うみがめ博物館カレッタで、県南部で捕れた白いナマコ2匹が展示され、来館者の人気を集めている。

 1匹は大きさ約15センチで、1月15日に阿南市畭町の亀崎漁港沖でナマコ漁をしていた地元の村田将(ひとし)さん(25)が見つけた。

 もう1匹は約10センチあり、3月17日に美波町の木岐漁港沖でナマコ漁をしていた同町木岐の亀谷佳寛さん(75)が水深約2メートルの磯で捕まえた。

 同館によると、2匹とも食用となる一般的なマナマコで、色素がない突然変異体「アルビノ」という。ナマコ漁が盛んな場所でまれに捕れ、珍しいことから「幸運を呼ぶ」ともいわれている。

 2匹は、受付の横に設けた専用水槽で一緒に展示。「幸せを呼ぶ白いナマコ」「無脊椎動物で、ウニやヒトデと同じ棘皮(きょくひ)動物に属する」などと紹介しており、記念に写真を撮る人も多い。

 観光で訪れた兵庫県加古川市の山﨑晴広さん(62)は「初めて見たけど、白くてかわいらしい。何か幸運が訪れればうれしい」と話していた。

 同館の田中宇輝(ひろき)学芸員(30)は「動物に興味を持ってもらうきっかけになれば」と言っている。