国際ドローン展に初出展した那賀町のブース=千葉市の幕張メッセ(町提供)

国際ドローン展に初出展した那賀町のブース=千葉市の幕張メッセ(町提供)

 小型無人機ドローンの最新技術や活用事例などを紹介する第2回国際ドローン展が20日、千葉市の幕張メッセで始まり、ドローンの活用で県版特区に認定されている那賀町が初めて出展した。同展は22日まで。

 同町は約9平方メートルのブースに、特区認定以降の事業活動や、16年2月に行われた政府による国内初の貨物輸送実験の様子などを映像やパネルで紹介している。町ドローン推進室の職員と町地域おこし協力隊の計3人が来場者の説明に当たっている。

 協力隊ドローン部の喜多幸治部長(46)によると、初日用に用意した資料約500部がすぐになくなったほか、他の自治体の職員からの問い合わせが相次いだ。喜多部長は「県版特区の内容や林業への活用事例などを詳しく尋ねられた」と話した。

 22日には、町が制作を進めている、ドローンを活用した町おこしドラマの初の人物ロケが同ブースで行われる。

 国際展には国内外の472企業・団体が出展している。