収穫が始まったハウスミカン=阿南市桑野町

 ハウスミカンの収穫が、県内主要産地の阿南市で始まっている。1~3月に晴天の日が多かったため甘味が強く品質はいいという。

 同市桑野町中富の村上元晴さん(72)の約10アールのハウスでは、地中に埋めたパイプに夏の間、冷水を流して収穫時期を早める栽培方法「地温冷却」を市内で唯一導入。例年並みの15日から妻の久枝さん(69)と一緒に、オレンジ色に熟れた実をはさみで一つ一つ摘み取っている。

 JAアグリあなんによると、同市内では桑野、山口、加茂谷の各地区の32戸が計6・5ヘクタールでハウスミカンを栽培。関西を中心に4月中は1キロ約2千円で出荷する。収穫は8月中旬まで続き、JAは前年並みの約290トンの出荷を見込んでいる。