2020年東京五輪の追加種目、サーフィンの世界選手権に相当するワールドゲームズ(WG)は16日、愛知県田原市大石海岸沖で競技が始まり、日本勢は女子の川合美乃里(千葉・明聖高、川内中出)、黒川日菜子(徳島県連盟、海部高出)ら登場した5人がいずれも1回戦を突破した。
女子で17歳の川合は1回だけ乗った波で6・88点を出し、4人で争った14組を首位通過。黒川は8・34点で10組を1位突破し、6組の橋本恋は6・33点の2位で勝ち上がった。
男子で21歳の大原洋人は3人で争った4組でダイナミックな技を連発して6点台後半を2回マークし、13・64点で首位通過。13組で12・27点の村上舜も3人中1位だった。20歳で優勝候補の五十嵐カノアは17日に1回戦を行う。
日本開催は28年ぶりで42カ国・地域から男女各最大3選手が出場。日本に開催国枠が与えられている五輪の出場枠獲得には19、20年の両WG参加が義務付けられている。