阿南市深瀬町の那賀川河川敷で5月4日に開かれる「加茂谷鯉まつり」(実行委主催)を前に、地元の加茂谷中学校の生徒らが24日、こいのぼり約300匹を飾り付けた。
生徒や教員、地元住民ら約80人が参加。川の両岸につないだ長さ約100メートルのワイヤ6本に、色とりどりのこいのぼりを結び、高さ約20メートルの上空につるした。3年の谷美裕さん(14)は「大きなまつりの準備に参加できてうれしい。たくさんの人に見に来てもらいたい」と話した。
近くの深瀬八幡神社で五月人形の展示も始まり、市民らから寄せられた約200体が飾られた。
こいのぼりと五月人形の展示は5月7日まで。鯉まつりは午前10時に開幕し、カンドリ舟の遊覧やミニSL乗車、宝探しなどが行われる。吉井小学校と加茂谷中に無料駐車場が設けられる。