重清西小児童とヒマワリの高さでギネス記録に挑む安宅さん=美馬市美馬町城の休耕田

 美馬市美馬町城地区の城自治会と重清西小学校の児童が、ヒマワリの高さでギネス記録を目指す。自治会と共にヒマワリの迷路作りに励んできた同校が来年度、美馬町内の他の4校と統合してなくなるため、児童の思い出づくりになればと自治会が企画した。

 城自治会は2013年度から、約2千平方メートルの休耕田でヒマワリの迷路作りに取り組んでいる。重清西小は3、4年生が総合学習の一環で、14年度から種まきや迷路を使ったスタンプラリーの運営に参加している。

 同校の統合や休耕田の所有者変更に伴い迷路作りが本年度で最後になるため、自治会が児童を対象にした記念のイベントを検討。仲間と協力して挑戦する大切さを感じ自信につなげてもらおうと、育てたヒマワリの高さを競う「ひまわりのせいくらべ」イベント(事務局・万田発酵)に参加し、ギネス記録9・17メートルの更新に挑むことにした。

 統合する他の4校にもイベントへの参加を呼び掛け、応じた芝坂小が校内でヒマワリを育てる。

 イベントでは同社から、大型種の「タイタン」(高さ平均約3・5メートル)の種と肥料が提供される。

 自治会では、迷路を作っている休耕田の一角(幅10メートル、奥行き2メートル)で育成する。26日に重清西小の3、4年生17人が参加して種40粒をまき、児童と自治会が一緒に水やりをしたり、成長に合わせて足場や支柱を備えたりして育てていく。

 このほか、「ロシアヒマワリ」(約2メートル)約3万本分を休耕田に植え、昨年と同じように迷路を作る。

 呼び掛け人で会員の安宅実さん(67)=美馬町城、農業=は「記録に挑戦した思い出は児童の自慢になる。地元の人たちと一緒に取り組んだことを忘れないでほしい」と話している。