ユネスコ本部の日本庭園に神山町産の青石が使われていることなどを紹介した企画展=徳島市の県立文書館

 世界的彫刻家イサム・ノグチ(1904~88年)が造ったユネスコ本部(パリ)の日本庭園に、神山町産の青石が使われた経緯や制作の様子を紹介する企画展「パリ・ユネスコ日本庭園と阿波の青石」が26日、徳島市の県立文書館で始まった。8月7日まで。

 ノグチの助手として庭園造りに参加した徳島市南佐古四番町の造園家鈴江基倫(もとのり)さん(86)が、文書館に寄託した資料など56点を展示。鈴江さんとノグチが神山町で青石を選んでいる写真や庭園の設計図、庭石のリスト、鈴江さんがパリで着用した法被などが並んでいる。

 庭園は約1700平方メートルで58年に完成した。県産の青石を好んで使っていた京都の造園家・重森三玲(みれい)(1896~1975年)がノグチに使用を勧め、重森氏も神山での青石選びに加わった。

 6月5日と7月3日、文書館職員や鈴江さんによる展示解説がある。問い合わせは文書館<電088(668)3700>。