噴水に投影された色鮮やかな映像をバックに披露されたパフォーマンス=鳴門市のボートレース鳴門

  鳴門市撫養町大桑島のボートレース鳴門で16日夜、競走水面を使ったイルミネーションショー「ウオータースペクタクル ワールプール2018」が始まった。3回の上演に1万3千人が訪れ、幻想的な光景を楽しんだ。

 半円状に広がる高さ約15メートルの噴水に、阿波踊りや渦潮をイメージした映像を投影。水上のステージでは、サーカス劇団「シルク・ドゥ・ソレイユ」の元道化師役フィリップ・エマールさんら15人が、ぞめきのリズムやベートーベンの「第九」に合わせて華麗なパフォーマンスを披露した。

 毎年観覧しているという女子児童(12)は「映像もダンスも格好よかった。今年が一番きれいで迫力があった」と話した。

 ショーはボートレースのイメージアップを目的に2016年から毎年催している。