2020年東京五輪の追加種目、サーフィンの世界選手権に相当するワールドゲームズ(WG)は17日、愛知県田原市大石海岸沖で行われ、女子で黒川日菜子(徳島県連盟、海部高出)らが3回戦へ進んだ。

 制限時間20分で得点の高い2回の試技の合計で争う。4人一組の女子2回戦は黒川が6組を10・07点で首位通過。橋本恋は3組を9・33点の2位で勝ち上がった。17歳の川合美乃里(千葉・明聖高、徳島県川内中出)は8組で3・07点の4位に終わり、敗者復活戦に回った。

 男子で優勝候補の五十嵐カノアは大きな動きとスピードで鮮やかに技を決め、3人で争った1回戦32組を16・34点で首位突破した。

 2回戦は大原洋人が2組を10・60点で1位通過。村上舜は7組を15・44点で首位突破し、五十嵐は16組を11・74点のトップで勝ち抜いた。