小松島市選管の投票台を使って生徒会役員選の投票をする生徒=小松島高校

 小松島高校(小松島市)で28日、国政選挙に近い本格的な選挙運動や投票方法を取り入れた生徒会役員選挙の投開票が行われた。18歳選挙権導入を受け、生徒に選挙を身近に感じてもらう主権者教育の一環。県教委によると、主権者教育と生徒会選挙を融合させたのは県内で初めて。

 22日告示された前期役員選では、会長と男子副会長に各2人、女子副会長など五つの役職に各1人が立候補した。候補者はポスターを掲示し、昼休みと放課後は生徒に支持を訴える選挙運動が認められた。

 投票に先立って体育館で立会演説会が開かれ、約700人を前に候補者が「私が会長になったら楽しい松高にする」「これまでの生徒会活動の経験を後輩に伝えたい」などと訴えた。

 投票は昨年まで各クラスで行っていたが、市選挙管理委員会から借りた投票箱と投票台を使って体育館で一斉に行った。同校の選管委員による開票作業には、初めて各クラスの代表が立ち会った。

 開票結果は5月6日に公表される。

 選管委員長を務めた3年の横田朋大さん(17)は「これまで選挙にあまり興味がなかったけど、もっと勉強したいと思った。選挙権を得るみんなに関心を持ってほしい」と話した。