不整脈をテーマに開かれた市民公開講座=徳島大大塚講堂

 重大な病気につながる恐れのある不整脈をテーマにした市民公開講座「徳島大学病院循環器内科フォーラム2016」(同病院循環器内科、徳島新聞社共催)が29日、徳島市蔵本町3の同大大塚講堂で開かれた。専門医が予防や治療について講演し、約650人が耳を傾けた。

 東邦大医学部循環器内科学分野の池田隆徳教授は、不整脈の中でも特に注意が必要な心房細動の特徴を説明。「放置すると脳梗塞を引き起こすので危険。高齢者に発症が多く、酒、たばこ、睡眠不足、過労、ストレスが要因になる」とし、生活習慣の改善による予防を呼び掛けた。

 徳島大学病院循環器内科の添木武准教授は2015年7月から保険適用になった新しいカテーテル治療を紹介。「心筋の一部を凍らせるやり方で、早期段階の治療に適している。従来の加熱式より短時間で済み、心臓のダメージも小さい」と話した。

 フォーラムではこのほか、最新のペースメーカーなどを活用した突然死予防の取り組みの紹介や、講演した専門医によるパネルディスカッションが行われた。

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 5月22日付朝刊に詳報を掲載します。