恒例の「牟岐アワビまつり」が30日、牟岐町灘の古牟岐港公園で始まり、家族連れら約千人が魚のつかみ取りなどを楽しんだ。1日まで。
直径8メートルのプールにマダイやブリ、カワハギなどが放され、小学生120人がつかみ取りに挑戦。水しぶきを上げて懸命に追い掛け、見事に捕まえると家族らから歓声が上がった。近くの浜で、砂に埋められたアワビの殻を見つける宝探しゲームもあった。
会場では、アワビなどの地元の新鮮な魚介類をはじめ、イセエビのみそ汁やイカ焼きが販売され、来場者が舌鼓を打っていた。
大物のスズキを捕まえた新井貴仁君(8)=徳島市春日1、千松小3年=は「魚があばれて大変だったけど楽しかった。また挑戦したい」と喜んでいた。