老朽化で建て替えられた「うみがめ監視小屋」=美波町日和佐浦

 アカウミガメの上陸シーズンを前に、美波町は同町日和佐浦の大浜海岸前の「うみがめ監視小屋」を木造平屋に建て替えた。従来のプレハブ建屋が老朽化していたためで、リニューアルは約20年ぶり。

 新しい監視小屋は約15平方メートルで、県産スギをふんだんに使っている。町から委嘱されたウミガメ保護監視員が待機し、上陸・産卵状況を確認するための見回りや、産卵情報を見学希望者に知らせる「ウミガメール♪」の配信といった活動の拠点となる。事業費は130万円。

 大浜海岸は20日から8月20日まで、夜間の立ち入りやウミガメ上陸時の見学を制限する保護規制期間に入る。午後7時半~翌日午前4時は海岸への立ち入りが禁止され、午後8時以降は海岸前の車両通行も禁じられる。

 同海岸の昨年の上陸数は延べ15匹で、産卵回数は13回。観測史上で最も早い5月1日に初上陸と初産卵を確認し、上陸数の大幅な増加が期待されたが、過去10年で3番目に少なかった。