道の駅大歩危に登場した「うどん狸」。同名の伝承を基にしている=三好市山城町上名

 三好市山城町上名の道の駅大歩危のフードコーナーに7日、地元に伝わる妖怪タヌキ「うどん狸(たぬき)」を基にしたメニューがお目見えした。

 うどん狸は同町瀬貝地区に伝わる妖怪。高齢者に取りついて大量のうどんを平らげたところを退治され、腹を割くとうどんがあふれ出てきたという話が残っている。

 メニューは、特産の特大油揚げ「ぼけあげ」(縦約15センチ、横約30センチ)を2等分し、その中にうどんや山菜、肉団子などの具材を詰めてタヌキの腹に見立てている。油揚げを割き、具材をしょうゆベースのだし汁と絡ませて食べる。

 妖怪を連想しながら食べてもらおうと食器の敷き紙にも一工夫。タヌキのイラストを描き、腹部にうどんの丼を置いて提供している。

 妖怪の伝承を基にしたメニューは初めてで、道の駅大歩危を運営する市の第三セクター・山城しんこうが考案した。

 うどん狸は土日祝日の1日10食限定で、価格は800円。