復興への決意を語る熊本徳島県人会の長瀬会長(中央)。左は大分の島田会長、右は福岡の松畠会長=福岡市のホテル

 九州にある七つの徳島県人会でつくる在九州徳島県人会の交流会が7日、福岡市内のホテルであった。熊本地震で被災した熊本、大分両県の8人を含む85人が出席し、震災を乗り越え結束を強めていくことを確認した。

 熊本、大分両県では今なお余震が続く状況だけに、参加者は顔を見合わせると互いの安否を気遣った。

 熊本徳島県人会長の長瀬清次さん(72)=熊本市=は「会員にけががなく、ほっとしている」と話す。自宅にひびが入り自家用車で寝泊まりしていたが、体調不良を恐れて4日から自宅に戻った。「今も怖いという思いはあるが、恐れてばかりでは何も始まらない。1日も早く元通りになるよう努める」と語った。

 大分徳島県人会長の島田周治さん(65)=別府市=宅は屋根瓦が落ち、ブルーシートを覆って応急処置をしている。「梅雨までに直したいが、人手も資材も不足しており、無理は言えない。助け合いながら乗り越えていきたい」と力を込めた。

 交流会を主催した福岡徳島県人会長の松畠邦昌さん(78)=福岡市=が「古里を愛する心で県人会の繁栄に努め、九州のために尽くしていこう」とあいさつし、参加者から集めた募金を熊本、大分両県人会に手渡した。