選挙に参加する意義などを説明するTYMEのメンバー=4月、徳島市の徳島大常三島キャンパス

 今夏の参院選から適用される18歳選挙権を見据え、徳島大の学生が選挙への参加を呼び掛けるため結成した団体「TYME(タイム)」が活動を本格化させる。政治家らとの座談会や選挙啓発、社会問題に関する勉強会を開き、若者の関心を高めて投票率アップにつなげる。

 TYMEは「Tokushima Youth Meetingfor Elections」(徳島・ユース・ミーティング・フォー・エレクションズ)の略で、選挙のための若者会議を意味する。同大総合科学部1~3年を中心に10人で結成。このうち9人は19歳以下で、夏の参院選が初めての選挙になる。

 活動の柱は、現職議員や立候補予定者と対談するイベント「政治家サンドバッグ」。政策や社会問題に関する質問を直接ぶつけて、議論する。初回は12日に同大常三島キャンパス地域創生・国際交流会館で、参院選の立候補予定者を招いた討論会を行う。

 選挙の啓発活動にも力を入れ、4月には新入生らを対象に勉強会を開催。今後、学内でチラシ配りや模擬投票、勉強会を通じた投票方法の周知などを続けていく。

 TYMEは2015年12月、同大の饗場和彦教授(国際政治学)の呼び掛けに応じた総合科学部生5人で発足し、16年度から本格的に活動を始めた。

 代表の同学部2年玉木絢子さん(19)は「大学生は勉強やアルバイトなどで忙しく選挙に関心を持つ機会も少ない。そうした人たちに選挙に関する知識を広めていきたい」と話している。