四国内嘱託警察犬競技大会で初優勝したカリーナと武市さん=阿南市上大野町の那賀川河川敷

 徳島県嘱託警察犬指導員会会長の武市次信さん(75)=阿南市羽ノ浦町岩脇、建設会社経営=が育てたカリーナ(シェパード、雌3歳)が、4月に香川県まんのう町で開かれた「四国内嘱託警察犬競技大会」(日本警察犬協会四国公認訓練士会主催)の足跡追及の部で初優勝した。

 足跡追及の部にはカリーナを含む23匹が出場。遺留品などを手掛かりに犯人の経路をたどった。初出場のカリーナは100点満点中99・4点をマークして予選を突破。決勝では他の3匹との争いを制した。

 カリーナは2013年12月から警察犬として活動。今年4月末までに5回出動し、行方不明者の捜索などに当たった。各種大会にも出場しており、今回を含め3度四国王者に輝くなど、実力をつけている。

 武市さんは県警の嘱託を受け、30年ほど前からボランティアで警察犬の育成に当たっており、03年には「教え子」が全国大会で優勝するなどその手腕には定評がある。「カリーナはこれまで育てた犬の中でも集中力が高くて練習好き。今後も地道に訓練を積み、いざという時に役立つ警察犬に育てたい」と話している。

 今月10日に県警本部で優勝旗の展示式があり、武市さんが優勝を報告する。優勝旗は本部1階で約1年間展示される。