年度末で休校する見通しとなった北川小=那賀町木頭折宇

 那賀町木頭折宇の北川小学校が本年度末で休校となることが、9日までに分かった。過疎に伴う児童数の減少が理由で、在校生は2017年度から約10キロ離れた同町木頭和無田の木頭小学校に転入する。町教委は17日の5月定例会で休校を承認する見通し。

 北川小の現在の児童は2年1人、4年2人、5年1人の計4人。17年度以降も増加が見込めないことから、PTAが16年2月以降、休校と在校生の木頭小への転入について議論。4月12日のPTA総会で正式決定し、13日に町教委に要望書を提出した。26日には住民説明会が行われた。

 北川小は1879(明治12)年、海川小北川分校として創立。ピークの1936年には149人の児童がいた。2015年度末までに1481人の卒業生を送り出した。

 岩佐隆之校長は「地域が育んできた学校なので、休校の方向になったのは残念。この1年間は、地域とともに思い出に残る有意義なものにしたい」と話した。