上勝彩食品グループが開発した新商品=上勝町生実

 地元の農産物を使った加工品を作っている上勝町の住民団体「上勝彩食品グループ」が梅とシソを使った無添加無着色料のシロップとサイダーを開発した。町内で廃棄されている梅を有効活用しようと考案し、5月から町内外の店で販売されている。

 考案したのは「うめしそしろっぷ」「うめしろっぷ」(いずれも550ミリリットル、税込み2300円)、シロップを炭酸水で割った果汁8・2%の「うめサイダー」「うめしそサイダー」(いずれも250ミリリットル、税込み300円)。

 自家製シロップを作っていた元木幸利さん(62)=生実=が、製造方法を指導。会員が各家庭で育てている梅約150キロを国産のてん菜糖で半年以上漬けた。

 食品グループによると、同町内ではかつて梅が盛んに出荷されていたが、最近は出荷せずに家庭で使用する分以外は廃棄している家が増えているという。

 会員の竹中充代さん(64)は「梅独特のさっぱりとした味わいやほのかに香るシソの自然な味を楽しんでほしい」と話す。

 商品は町内の飲食店や月ケ谷温泉、いっきゅう茶屋、松茂町の徳島とくとくターミナル内で販売されている。