1等と前後賞を合わせて7億円が当たる「熊本地震被災地支援ドリームジャンボ宝くじ」が11日、全国一斉に発売された。徳島県内では97カ所で売り出され、朝から大勢のファンが詰め掛けた。収益金の一部が被災地支援に充てられる。
徳島市東船場町1のみずほ銀行徳島支店の売り場では、午前9時から販売を始めた。30枚を買った徳島市佐古二番町のパート従業員井原光子さん(68)は「外れても被災地のために役立てればうれしい。当せんしたら家族のために使いたい」と話した。
当せん本数は1等5億円が17本、1等の前後賞1億円が34本など。同時に発売された「熊本地震被災地支援ドリームジャンボミニ7000万」は、1等7千万円が80本ある。いずれも価格は1枚300円で、6月3日まで販売する。抽せん日は6月9日。
復興支援の宝くじは阪神大震災、新潟県中越地震、東日本大震災に続いて4例目。今回は発売予定額750億円のうち、100億円を熊本地震の復興支援分とし、当せん金などを差し引いた約40億円を熊本県など被災した自治体に分配する。