ギター演奏に合わせて童謡などを歌うお年寄りら=徳島市の昭和コミュニティセンター

 徳島市のふれあい健康館は、館内のイベントで歌唱やダンスなどを披露しているボランティアを市内の全27コミュニティセンター(コミセン)に派遣する「出張イベント」を始めた。各地域の高齢者らに楽しんでもらうとともに、ボランティアの活動の場を広げる。

 出張イベントは楽器演奏や手品、手話による合唱、朗読など約10種類。ふれあい健康館の登録ボランティアが月1、2回訪問して披露する。

 ボランティアには現在約500人が登録し、館内で練習の成果を定期的に発表している。出張イベントは、2007年から市内の福祉施設などで始め、月10件程度の依頼がある。好評だったためコミセンに広げることにした。

 初めての出張イベントは、昭和コミセン(中昭和町3)であった。ボランティアの夫婦が、童謡や歌謡曲など14曲をギター演奏した。集まったお年寄りら約40人も歌を口ずさむなどして楽しんだ。近くの津田絹子さん(86)は「歌うと頭の運動になるので良かった」と話した。

 ふれあい健康館の笹田英治館長は「人の輪が広がり、地域の活性化につながれば」と期待している。

 次回のイベントも昭和コミセンで24日に開き、ギター演奏会などを予定している。