美馬市の自主放送番組「体験型観光旅行事業~農山村の暮らし体験」が、2016年全国広報コンクール(日本広報協会主催)の映像部門で第3席に選ばれた。
番組は、県西部4市町が推進している体験型観光旅行事業をテーマとし、昨年10月、神奈川県立綾瀬西高校の生徒が同市内で民泊した様子を撮影。スダチやサツマイモの収穫、うどん打ち体験をしている模様のほか、住民との交流を27分にまとめている。
体験型観光の魅力を広めるととともに民泊先の受け入れ家庭を増やそうと制作し、地元のケープルテレビで放送している。
番組を企画したふるさと振興課の緒方豪人事務副主任(34)は「市民に分かりやすく伝えようと悩んだかいがあった」と喜んでいた。
全国広報コンクールは、自治体が発行する広報紙やウェブサイト、写真など5媒体・10部門で募集し、特選と1~3席、入選などを選ぶ。映像部門は全国40都道府県から40点の応募があった。映像部門の入賞は県内では初めて。