ロールキャベツ作りに挑戦する男性=阿南ひまわり会館

 男女共同参画社会づくりを目的に、阿南市が市内の男性向けに開いている料理教室が人気を呼んでいる。本年度で18年目に入り、中高年を中心に毎回20~30人が参加。参加者からは「家でも料理をするようになった」などの声も上がり、”男子の厨房(ちゅうぼう)入り“に効果を見せている。

 教室は1999年、市に女性政策係(現・人権男女参画課)が設置されたことをきっかけに始まった。当初は市内5カ所の公民館で、年1回ずつ開いていた。人気を集めたため、2006年の旧羽ノ浦、那賀川両町との合併後は、同市富岡町の阿南ひまわり会館に集約した上で、1期を5回とし、年に2期開くようにした。

 15年度後期は34人が受講し、16年度前期は23人の申し込みがあった。前期1回目の今月10日は64~80歳の20人が参加し、和風ロールキャベツ、酢の物、グリーンピースご飯、豆乳汁の4品に挑戦。完成後は全員で味わった。

 リピーターも多く、参加5年目という田木勲さん(77)=同市羽ノ浦町西春日野=は「同年代とわいわい言いながら料理ができるのが魅力。習った料理は家庭でも作り、喜ばれている」と話す。

 講師は、開始初年度から料理研究家の渡辺純子さん(69)=同市見能林町青木=が担当。季節の食材を使ったヘルシーなレシピを全て考え、指導している。渡辺さんは「料理は男女共同参画の初歩。男性もどんどん厨房に入ってほしい」と話している。