ウミガメの上陸数増加を願って催された祈願祭=美波町の日和佐うみがめ博物館カレッタ前広場

 アカウミガメの産卵シーズンを前に、美波町観光協会は15日、同町日和佐浦の大浜海岸周辺で、ウミガメの上陸数の増加を願う祈願祭を開いた。

 日和佐うみがめ博物館カレッタ前の広場で神事が行われ、町や同館、町観光協会の関係者ら30人が出席。日和佐八幡神社の永本金二宮司(66)が祝詞を上げ、町をPRする「乙姫大使」や「浦島大使」、町PRキャラクター・かめたろうらが玉串をささげた。

 同海岸のウミガメ上陸数は、1995年まで年間100匹を超えることも珍しくなかったが、96年に前年比85匹減の34匹となって以降低迷。2015年は15匹だった。祈願祭は昨年初めて催され、今年で2回目。

 町観光協会の江本友昭会長(61)は「地元住民が清掃活動を行うなどして海岸は美しく保たれている。何とか上陸数が増えてほしい」と話していた。