人気絶頂のアイドルグループ・乃木坂46の中でもトップクラスの人気を誇る西野七瀬が20日夜、自身のブログを更新し年内限りでの卒業を発表した。乃木坂46の現役メンバーや卒業生は同日夜から21日朝にかけて、会員制交流サイト(SNS)で寂しい気持ちやねぎらいの言葉をつづった。芸能界にもファンが多いことで知られる西野だけに、グループ外からも驚き、悲しむ声が相次いだ。

 現役メンバーの中でも西野と一番仲が良いことで知られる同期の高山一実は、20日夜に「755」を更新し、「やりどころのない感情をここに綴(つづ)る どうしてもさみしい」と書き込んだ。コメントはその後、理由は不明ながら短時間で削除されたが、ファンの間では高山が西野の卒業に対する寂しい思いをつづったものとして話題になっている。

 加入当初の休業から復帰した際に西野と確執が生じ、その後にファンの前で感動的な和解を果たしたことで知られる秋元真夏は、755に西野とのツーショット写真2枚を投稿。「初めて撮ったツーショットと最近のツーショット こういう写真を見返すとずっと近くにいて欲しくなっちゃう。きっとこの先もずっと大好きな人。#なーちゃんありがとう」と近年は親交を深めている西野への思いを記した。

 2期生で唯一、選抜センター経験のある堀未央奈も755に「もう発表されたんだ…私たちも辛(つら)いけどファンの方はもっともっと辛(つら)いですよね。嘆いても悔やんでもその時は戻ってこないから 日頃から人と過ごす一分一秒を大切にしないと…だね。」と書き込み、これから西野と過ごす残り短い日々に思いを巡らせた。

 今年5月に乃木坂46を卒業し、西野が「推しメン」だと公言していた同期の生駒里奈はインスタグラムを更新し、「西野七瀬ちゃんの卒業発表されましたね、卒業生としてなぁちゃんの卒業後を応援しています。」とエールを送った。その上で「新たなスタートを応援出来るのも、アイドルの素晴らしいところ。だから、ちゃんと見ていてくださいね。」とファンに変わらぬ応援を呼び掛けた。

 16年3月にグループを卒業した永島聖羅はツイッターを更新し、西野から頬にキスされている写真をアップして「七瀬、お疲れ様! 残り思いっきり楽しんでね☺︎ 私がいるときで色んな思い出がありすぎるから それ以降はもっと幸せな思い出が沢山(たくさん)あるんだろうな! 94年組、ずっと大好きな人❤︎」とねぎらった。
 
 14年10月に卒業した伊藤寧々はツイッターで、「7年。 なぁちゃんの卒業、驚きも大きいですがこの決断を私も応援したいなと思います^ ^ いつも女の子らしい可愛さについ目で追ってたなあ😭 同じ女の子として憧れのなぁちゃん! 素敵な未来が待っていますように。」と卒業後の西野の活躍を祈った。

 13年11月に卒業した宮沢セイラ、15年4月に卒業した畠中清羅もそれぞれのツイッターで「残りの時間も なぁちゃんらしく 思いっきり楽しんでほしいね😌」(宮沢)、「おそくなっちゃったけど なぁちゃんの卒業発表( ◞‸◟ )  きっとすごくすごく考えてだした 決断なんだろうなぁ。 がんばり屋さんだったなぁちゃん 本当にお疲れ様。 残りの活動楽しんでほしい❤️❤️」(畠中)とエールを送った。

 西野ファンで知られるHKT48の田中美久は、卒業発表直後にツイッターに「嘘だ嘘だ嘘だ!!!!! 絶対信じたくない!嘘だ😭 ななせまるさん卒業したら美久の楽しみがなくなっちゃう!やだ!! えーー!やだ!むり!」と動揺した気持ちをつづった後、「ずっとずっと推しメンです😭 大好きです。。 これからもずーーっと大好きです… もっと仲良くなりたかったな。。 今でも、誕生日にくれた動画ずっと持ってます!!美久にとって神様みたいな存在です!可愛くて…😭💓大好き だから、、寂しい…」と複雑な心境を吐露。さらに「みくりんおじさんは しばらく旅に出ます。 みなさん探さないで下さい。。」と傷心ぶりをつづった。

 同じく西野推しで知られるSKE48の大場美奈はツイッターを更新し、「夏の歌番組でガールズルールを踊ってるななせまるを発見して、それからハマってライブ行ったり、番組出たり、改めて気持ち悪い行動ばかりしてたなと。ここ最近は自分の中だけで可愛さを堪能させて頂いてました。驚きすぎて田中のみくに連絡しちゃった。でも卒業しても好きです。変わらず可愛い😭💓」と変わらぬ思いをつづった。

 AKB48チーム8千葉県代表の吉川七瀬もツイッターで「えっ!西野七瀬さん卒業…😭 実は私、乃木坂46の握手会に行ったことがあって七瀬さんに「同じ名前だよ!漢字も一緒なの!」って言ったんだ…😢 いつか共演したいって思ってて… ずっと憧れの存在⭐️大好きです! これからも応援してます☺️」と西野との意外なエピソードをつづった。

 乃木坂46と番組での共演も多い「クイズ王」古川洋平は「驚きの一言で済ませるには重大すぎる、ひとつのカルチャーに関わるような大きな決断。人気絶頂での卒業は、ご本人が考え抜いた結論だと思います。清楚で守りたくなるというグループのイメージの中心にいた大きな存在。卒業後に彼女にとってより良き人生が待っていることをお祈りしています。」と卒業を惜しみつつ、エールを送った。